お盆もすぎて、だんだんと秋っぽくなってきましたが、まだまだ湿度が高い日がつづいています。
先日、大切なアルバムにカビの臭いがしみついてしまって、どうにかしたい。表紙を新しくしてしまってもいいのだけど・・とご相談をうけました。
実際に拝見させていただくと、確かに臭いは強いものの壊れもなく綺麗だし、新しくするのもなんだかしのびない。そのままの状態で臭いをできるだけ抑えられるように、できることを対応させていただきました。
返送後、臭いがなくなったと喜んでいただけたのですが(今回は見た目に変化がなかったもので写真がなくてスミマセン)、湿気大国日本ですから、今後また臭いが強くならないか心配です。
湿気が多いと臭いがでやすいため、湿気対策をしていただくのが、臭いを抑えることにもつながります。風通しをよく・・とよく聞くように、湿気を逃がすのはもちろんいいのですが、基本的にはアルバムってどこかにしまわれているものでしょうから、なかなか風通しよくできないですよね。
しまってある状態でも、ご自宅で気軽にできる対策としては、炭や新聞紙を使っていただいたくのがいいのかなと思います。手近な新聞紙も臭いをかなり吸収してくれる強い味方ですし、炭もいまは見た目にも悪目立ちしないものが販売されているようなので、ご自宅に合う大きさのものを探していただいて、試してみてもらえるといいと思います。
臭いが気になるかたは、よろしければまずは湿気対策から試してみてくださいね。
写真は何年か前にタネをいただいて、それ以来こぼれ種でよく育つ我が家の古代朝顔。ひとつひとつまったく違う花の模様で毎年楽しませてくれていて、まだもうちょっと楽しめそうです。