わわわ・・!気づいたら6月ですね。ブログを全然更新していませんでした。
気づけば梅雨に入り、梅雨の晴れ間はあるもののジットリと暑い日々になりました。
さて、少し前のことですが、比較的近所で中里繪魯洲さんの個展が始まったということで出かけてきました。
中里繪魯洲さんは、観る人をあっと言わせる独創的な世界観を持ち、強いメッセージ性の中にも遊び心があり、刺激的でワクワクさせてくれるたくさんの作品を産み出し続けている方です。
その繪魯洲さんの展示。今回は「そうぞうしい椅子」展!
騒々・想像・創造・・名前だけでもそうぞうを掻き立てられますが、展示はさらに・・!
楽しすぎて、展示室内での写真はありません。
展示中の椅子たちは、たまたまそこにあるものに着目し、組み合わせから何かをそうぞう的に作る「ブリコラージュ」という「設計」とは真逆の方法で作られた作品だそう。ちょうどわたしがいま読んでいる本にも登場し、なにか引っかかる言葉でもあったので、思いがけず展示でまた再び「ブリコラージュ」という言葉に出会ったことにも驚きました。
気になるきっかけは、思うに、基本的にデザインや手製本では「こういったものが作りたい」という要望や考えが大元にあり、それに基づき「設計」することから先行するので、たまたまそこにあるものの可能性に着目し、閃きで作ることがあまりないため、逆に気になってしまったのかと。
いつもとは違う「ブリコラージュ」的感覚で何かを作ってみたら何ができるのでしょう。何か面白いものができるかもしれない予感と、新たな閃きの予感がまた気にかけさせるのでしょうね。
中里繪魯洲さんの展示は、来月7月15日までです。ぜひ足を運んでみてくださいね。
《 中里繪魯洲 「そうぞうしい椅子」展 》
ふじのリビングアートBC工房 10:00〜18:00
6/8(土) – 7/15(祝) 月・火休み